虫歯は人から人へうつる病気(感染症)です。空気感染はせず、接触で感染します。では、いつ、だれから、どのようにして虫歯菌が感染したのでしょうか。最近の研究によると, 1歳半から3歳くらいの間に、養育者(主に母親,日本人では父親由来も多い)からスプーンや食器などを介して感染したことが虫歯菌のDNA解析から分かりました。
多量の虫歯菌に感染したひとは、虫歯になりやすく、少しの人は虫歯になりにくい、ということです。