虫歯予防の新常識

3DSの理論

3dsの理論を説明します。
a虫歯菌は、歯の表面にしか付着できませんが、善玉菌は歯と粘膜の両方に付着できます。3DSはこれらの性質を利用します。
bうがい薬や内服薬では歯の表面に十分な薬の濃度を保てないので、マウスピースのようなもの(リテーナー)に薬を入れて、これを上下の歯にはめます。これは、粘膜に付着している善玉菌の数を減らさないことにもつながります。
ｃ歯の表面がきれいになったら、できるだけこの状態を維持するようにします。
ｄしかし、現実的には、歯の表面に付着できる細菌の定員は決まっていることを利用し、善玉菌が多く付着してもらうことを期待します。
e虫歯菌は、粘膜には付着できないので居場所がなくなります。

ｆ他から新たにあなたの口の中に虫歯菌がやってこない限り、虫歯菌の数が減ります。
ｇ虫歯になりにくくなるのに十分なまで虫歯菌が減るまで、3DSを繰り返します。次へ