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虫歯予防の新常識

3DSの方法

3DSの具体的な方法を説明します。なお、3DSは健康保険が使えませんので全額自費扱いとなります。
1.術前検査(唾液を採取して歯周病菌の数を調べます。結果が出るまで7日ほどかかります。)
2.術前検査の結果が分かったら、リテーナー(薬剤保持装置)を作成します。上下の歯形を取って作ります。10日ほどかかります。
3.PMTC(Professional Mechanical Tooth cleaningの略です。)ゴム製の回転器具と研磨剤を使って歯の表面を徹底的にきれいにし、バイオフィルムの除去を行います。
4.PMTCのすぐ後に、リテーナーに薬を入れ上下の歯に10分間はめてバイオフィルムの化学的破壊を行います。
5.その日から、ご家庭でリテーナーを使って,ご自分でバイオフィルムの化学的破壊を行っていただきます。1日1回就寝前に10分間を30日間ほどです。
6.その後、歯科医院を受診していただき、2度目の唾液検査を行います。

1から6までが3DSの1単位です。
2度目の唾液検査の結果、歯周病菌の数が十分減ったかどうかを調べます。十分に減っていれば、リテーナーにいれる薬剤を虫歯予防の効果の高いもの(フッ素含有量が多いもの)に切り替えます。まだ減っていなければ、3DSを歯周病菌が減るまで繰り返します。次へ

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